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2024.08.19

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平田エッセイvol.1:嫌われモノの広告

僕は今日からエッセイストになった。
エッセイストというものは、きっとライターとかデザイナーみたいなもので、
私がエッセイストだと言えば、もう今日、この瞬間からエッセイストということで良いはずだ。

あとは誰か読んでくれて、1人でもまた読みたいと思ってくれる人がいれば、
それはもう世も認めたエッセイストだと思うので、さらに、グレードが高くなる。
となると、うちの母親は、きっとこのSOUのWebサイトも間違いなく見ているはずだから、
もう僕はその1人目は既に見つけているわけで、
マリオで言うと、スターがついている状態から新しい道を進むことができていることに感謝しながら、書き始めたい。

僕が経営しているSOUは、広告会社だ。
スタートし今第7期目。
右往左往しながらも、ありがたいことに何とかぴよぴよ生きてはいるが、
これから先、広告というものはどうなるか、
また、主戦場である岐阜でどのように戦っていくか考えることは、きっとおそらく大事なことだろうと思う。

第1話目としては、広告ってそもそも?というところを書いていくことにする。

まず個人的には、たまに出てくる携帯アプリのゲームの右上のバツを押さないと一生消えない謎の別アプリの紹介とか、
Web記事を読んでてちょこちょこ差し込まれる、毛が生えるという謎のサプリの広告とか、もう色々と大嫌いだ。
そもそも別のものを楽しもうとしているのに、興味がないものを紹介されるのが本当に嫌だ。
一消費者として、めっちゃ嫌。ただそれだけ。
ことあるごとにめっちゃ売り込んでくる営業マンは、ちょっと距離をおきたいかも。
あの子に会ったら、聞いてもないのにめっちゃ自分のこと喋ってくるじゃん、ちょっと疲れちゃう。
広告ってそんなイメージ。

エッセイストとしてまだ経験不足なので、文章が下手だけど、何となく同じ気持ちの人って多いと思う。
なので、まず僕たち中小企業としても、広告は嫌われモノという認識を持つべきで、その上で広告と向き合いたい。
自社のサービスや商品は、説明をしないと、露出をしないと、売上に繋がらない。
来店して欲しくても、営業していることを伝えないと、届かない。
人が欲しくても、そもそも欲しいってことすら、誰も知らない。
そうなると、どうしても広告をするって必要なわけで、ここを、嫌い!と思われないように、
届けたい消費者側にどのように届けるか、これを必死で戦略を考えることが、結論一番、大事なことだと思っている。

お仕事が、企業対企業、企業対個人といっても、結局はヒトが意思決定をしている。
この意思決定をどれだけ、下支えができるか、意思決定を優位に進められるか、が広告の醍醐味であり、
面白いところだなあと思っている。

広告は嫌われモノと思った上で、どうやって伝えようか、これを考えることが僕の7年だったし、
これからもそうやって考えて、経営していきたいと思っている。
次からの話はもう少し具体的だったり、業界的な話だったり、岐阜の話もしたいなあと思っている。

ちなみにこんなのを想定している。

・最近のSOUのお仕事の傾向
・補助金活用時の注意点
・インフルエンサーについて思うこと
・6次化産業の未来について考える
・柳ヶ瀬について
・ブランディングとは
・ブランディングとプロモーションの違い
・岐阜での広告媒体の選び方

さて、このエッセイもきっとその広告の一環だという若干の営業臭が漂ってきたところで、次回第2話、お楽しみに!


エッセイスト:平田