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2026.04.29

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平田エッセイvol.20:<は、働いてもらい方改革?>自分でやった方が早いおじさんは正しいのか?

みなさまお疲れ様です。
平田エッセイvol.20となりました。

記念すべき!20話!嬉しいです。

コツコツと、1ヶ月に1回というルーティンで記載を続けてきたものですが、
「読んでいるよ」と声をかけてもらう事も増え、とてもうれしく思っています。

最近だと私、夜に4回くらいトイレに行くのが4月のトップクラスの悩み事だったのですが、
それを相談しに行った病院の先生に、

「それは夕方にコーヒーの飲みすぎの可能性が高いよ、エッセイも読んでいるよ」

と言われながらお薬を処方してもらう、という貴重な経験が出来ました。

先生、あれから少しずつですが改善しています。
ありがとうございました。

さて。

そんな私の事情はおいておき、もちろんこれを読んでもらっている方は全員、給料や報酬増やしたいじゃないですか。
それは役員にとっても、個人事業主にとっても、従業員にとってもみんなそうです。

「いや、そんな事興味ないな」
「使う暇ないからそんなにいらないな」

とか思っている方は、多分、このエッセイはうざくて既にブロックしていると思うんですよね。

本題です。

僕の<は、働いてもらい方改革?>シリーズのエッセイを見ててくれる方が多いので、
調子に乗って『従業員の方、及び自分の給与をどのように上げていくか?』の話をします。

その前に!

皆さんは今の自分の時給を把握されていますか?

どのようなルートで今の境遇になったか? は人それぞれだと思うのですが、
人によっては、決められた役員報酬であり、
人によっては、固定給+残業代とかかもしれません。

ただ、どのような算出方法であれ、それらがひと月あたりの月給となり、
月給に対して12ヶ月を掛けて、賞与を足した額を年収と呼んでいることと思います。

いつの間にか、もう皆さんは、あまり『時給』という考え方はしなくなったのではないでしょうか?

もちろん僕も含めて皆さんの働いている時間は有限ですから、『報酬÷業務時間』で算出することが出来ます。

例えば、

賞与込み年収600万円で、平均170時間/月稼働する方は2,940円の時給となります。
平均年収と言われている年収460万円で、平均190時間/月稼働する方は2,017円の時給です。

以前のエッセイでもお話をしておりますが、
会社であれば社会保険の負担もしていますので、その分を足すと、会社目線での時給はさらに上がります。

その額は約15%から18%の負担です。

となると、
年収600万円の方の時給は3,400円程度、
年収460万円の方の時給は2,300円程度です。

ここまでを前提として、ここから先のお話です。

基本的には、手数料的なビジネスも、工数作業的なビジネスも、
そして管理的なビジネスも、『人の時間が使われている』ことに変わりはなく、

1日24時間稼働(こういうことを言うと怒られそうですが)が最大であり、
0時間稼働が最低であることも、条件は変わりません。

という事は、どの商売も、どの役職であっても時給換算は出来ます。
(もしかしたら最低時給を割っている方もいれば、一方で、何十万という方もいる可能性があるだけなのです)

では、「どのようにしたら時給を上げていけるのか?」に関しては、答えは1つしかありません。

今より、より高い価値の1時間を過ごすこと、です。

恐らく平均年収460万円、2,300円の時給の方が稼働した場合、
時給5,000円以上で会社から、お客様へ提供されているはずです。

直接的なお金を稼ぐ部署や人員でない場合でも、
時給5,000円以上の「価値」、「期待値」を生んだ、と見なされていると思います。

前も話をした通り、そうでないと会社が成り立たないからです。

その提供される額(=価値として見なされる額)を、7,000円、8,000円以上で提供できるような人材になれば、
よっぽど悪い経営者の方でなければ、それに応じて時給を上げられていく=年収が上がるはず、という理屈です。

その具体的な方法に関しては業界等にも関係してくると思うので、一般的な話になりますが、多分これです。

直接的な仕事の方
・利益率、粗利率を増やす(値上げも然り。価値の高いサービス提供も然り、です)
・間接工数の圧縮により、全体業務時間のうちの稼働時間を増やす

管理職の方
・管理する人員を増やす
・管理する人員の時給価値を上げる

あたりかなと思います。

この方法は会社によってさまざまだと思いますが……
また次回、詳しく書きますね。

共通して言える、今回一番伝えたかった事を伝えます。

自身の時給以下で代替できる作業や内容は一切行わない事、させない事です。
自分の時給以下の業務をやることは、絶対に時給増にはつながりません。

昨今、よくDXとかAI化の話をするときに出てくる言葉で、
経営者と管理職の大好物な言葉として『生産性』という言葉があります。

「生産性を上げる」というのは、必ず行わないといけないものだと思いますが、
上述した時給以下の業務は、それに逆行している動きだからです。

生産性とは、『同じ時間またはコストで、より大きな価値を出すこと』を指します。
=『時給価値以下の仕事は、最も生産性が下がってしまうこと』なのです。

それに時間を使っているのであれば、コストが先行してしまうくらいなら、一度手を止めてでも見直しに時間をかけた方が良いのです。

また、それよりも「AI化、DX化して、人手をかけないように出来るならした方が良いよね!」が今のトレンドなのです。

これも全て、「それぞれがそれぞれの時給よりも、高い価値提供をしてもらいたい」、という会社の動きなのです。
わざわざこれをするために高いお金を投資したりもしているくらい、大事なことなのです。

ただ、ここまでの話って、恐らく多くの人が一度は聞いたことがあると思うんですよね。

でも、それでも出来ていない。

なぜかというと、シンプルで、「自分でやった方が早い」からなんです。
そしてもう一つ、「任せるのが怖い」からですよね。

分かります。

正直、僕も今でもそう思うことはあります。

ただ、そうは言っても、僕たちも人の子です。
得意苦手もあり、失敗もすることも多いです。

自分のやっていることすべてが、全く引き渡せないという訳ではないはずです。

また、これは簡単に聞こえますが、実際にはかなり難しい判断ですよね。

でも、それをしてあげないと、引き渡しを受けられない方は、ずっと今のままの時給になってしまいます。

ちょっと難しく不安な業務を与えてあげることで、
「その方にとっては、今よりも時給価値の高い仕事になっている」、という連鎖が生まれると思います。

もちろんその分気苦労も増えますが。

なので、是非やってほしい内容としては、

①まず今の時給を知る事、目標とする年収の時給を想定する事

次に、

②自分の業務の棚卸 です。
 何に何時間かかっていて、何が削減できるか調べる事。
 
正直、1日15分くらいの庶務からでもいいと思います。
これだけで年間60時間削減しています。(週5日間稼働と想定)

「その業務は誰かに依頼出来ないか?」
「何かしらで、機械化出来ないか?」  という感じに、少しでも削減できるかどうか確認していきます。

それで自身の稼働時間が減れば、まずは一段階完了です。
今と同じ成果で稼働時間が減れば、あなたの時給はまずその減った分上がっているはずです。

別に空いた時間で、稼働せず、勉強しても、変な話遊びに行っても、寝ててもいいと思っています。
これでも十分です。

さらなるステップとしては、

③その空いた時間で何をしようか? です。
 空いた時間に、あなたが今の時給と見合う稼働貢献が出来れば、生産性は上がります。

『時給以上の業務』をあなたが行えれば、さらに生産性は上がります。
生産性が上がるという事は、時給価値が高くなり、きっとあなたの給与も上がります。

そうやって会社は成長していくんだと思います。

ここまでが時給を上げる話です。

これはもちろん従業員の方だけの話ではありません。
経営者や役員さんも全く同じ理屈です。

恐らく従業員の方よりも、我々経営陣の方が、より高い報酬を受け取っていると思います。
多分、私たちが会社の誰よりも時給が高いのです。

となると、無駄にした1時間でのロスが、会社で誰よりも大きいということです。

なので時給を上げようの話は、

『最も効果が高く、一番改善しないといけないのは私たちだと自戒し、まずは私たちから、
 日々時給以上の価値を提供できるよう一日の動きを常に見直し、先陣を切って頑張っていきましょう!』

ということです。

いかがでしたか?

最後に補足ですが、これは年収を上げる話でしたよね!?

結論を言うと、時給価値を上げ切った状態で、先ほどの平均190時間の稼働時間を増やすことで達成できます。

200時間を超えて、220時間、240時間、260時間と。
働いて働いて働いて……

という、自民党フィニッシュな結論のお話でした。

ただ、ここまで話しておいて最後に言うのもあれですが、
結局働く時間を増やす前に、「何に時間を使っているか」を見直す方が先です。

時給で考えるというのは、単に働く量を増やす話ではなく、
自分の時間をどこに使うかを選ぶことが何より先だと思っています。

さあ皆さま、5月も、5月病にならないように頑張りましょうね!

それでは!